2013/01/06


Sony NEX-5N + Carl Zeiss C Sonnar 50/1.5 ZM




5線譜の読みかたについて。

パッと見、5本線が引いてあって、そこにおたまじゃくしが
ドレミファソラシド~って並んでるだけなのに、これが結構難しい。

5本の線は上から、ファ、レ、シ、ソ、ミの音が割り当てられている。
その線の間に挟まれる音が上からミ、ド、ラ、ファ。

僕はついこのあいだまで、真ん中の線の音がシだということしか覚えてなかった。
シからわざわざ「シドレミファ・・・」と数えて音符を読んでいたのだ。
3歳から12歳までバイオリン、12歳から今までギターを弾いてきた人間が、である。

でもどんな楽器にしても、その音名が何かというのはあまり重要ではなく、
極端な話、指の動きだけ覚えてしまえばそれで曲は弾けてしまうのだ。
読み書きができなくても話せる、みたいな感じだろうか。

今の時代、まったく聞いたこともない曲を弾くということは滅多にないし、
楽譜も音源も演奏動画もネットでたいていのものなら手に入る。

じゃあなんで今さら楽譜や音階の勉強しているかというと、
解ってた方がきっと楽だなと実感することが多くなったからだ。

とくに、キーやスケールについては、ギターでもバイオリンでも
覚えておいて損は無い。これはある程度弾けるようになってから気付いた。

なので、今になって、がんばって勉強してます。

----- 最近学んだこと -----

たとえば、楽譜の左端、ト音記号の横にフラットがふたつ付いていたら、
その曲の調(キー)は、B♭Major か G minor ということがわかるのだけど、
その場合、フラットの付いているシとミは半音下げて弾くことになる。

たとえば、ト音記号の横に♭や♯がひとつもなかったら、
その曲が使う音階はC major か A minor となる。
ピアノだったら、黒鍵を使わないで弾ける音階。(だから♭や♯が付いていない)
C major の音階はすべての基準になる音階といえる。
C(ド)から全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音という音階を登り、
オクターブ上のC(ド)に辿り着く。これがC major の音階である。
いわゆる「ドレミファソラシド」だ。

A minor の場合は、A(ラ)から全音、半音、全音、全音、半音、全音、全音と登る。
「ラシドレミファソラ」だけど、使う音は C major とまったく同じ。

メジャー(長調)は明るい感じ、マイナー(短調)は暗い感じのはずなのに、使う音が一緒?

不思議なことに、ドから弾き始めると明るく、ラから弾き始めると暗くなるのだ。

そこにもちゃんと音楽理論があるわけだけど、今日はこの辺で。


KOICHIRO

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